新築注文住宅の市場は、**「資材価格の高騰」と「法改正(省エネ義務化)」という2つの大きな背景により、「性能は高く、サイズはコンパクトに」**という方向に大きくシフトしています。
2025年から2026年にかけての、最新のトレンドを4つの視点で整理しました。
1. 性能・構造トレンド:省エネから「自給自足」へ
2025年4月の法改正により、一定の省エネ基準が義務化されましたが、トレンドはその「さらに上」を行っています。
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断熱等級6・7が新常識へ:
義務化ライン(等級4)では不十分とされ、**「HEAT20 G2・G3」**と呼ばれる高断熱グレード(等級6以上)を標準にするハウスメーカーが増えています。「冬にエアコン1台で暖かい」が当たり前の基準になりつつあります。
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「電気を買わない」暮らし(GX住宅):
電気代の高騰を受け、太陽光パネル+蓄電池を導入し、電力の自給自足を目指すスタイルが主流です。
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平屋(ひらや)の定着:
メンテナンスコストが安く、構造的に安定している平屋の人気は依然として絶大です。土地が狭い場合でも、「1階完結型」(寝室やクローゼットを1階に配置し、平屋のように暮らせる2階建て)にする間取りが増えています。
2. 間取りトレンド:「タイパ」と「スペパ」
共働き世帯が標準となり、家事の時間を減らす「タイパ(タイムパフォーマンス)」と、限られた床面積を有効に使う「スペパ(スペースパフォーマンス)」がキーワードです。
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ランドリールーム(洗濯室):
「洗う・干す・畳む」が1ヶ所で完結する部屋。花粉や黄砂対策で完全室内干し派が増えており、ベランダを作らない家も急増しています。

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ファミリークローゼット(ファミクロ):
家族全員の服を1ヶ所にまとめる収納。ランドリールームの隣に配置し、洗濯動線を「0歩」にするレイアウトが人気です。
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廊下のない家:
建築費削減のため、廊下を極限まで減らし、LDKから直接各部屋へアクセスする間取りが増えています。
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ヌック(Nook):
LDKの一角や階段下に作る「こぢんまりとした居場所」。2〜3畳の書斎を作る余裕がなくても、0.5畳〜1畳で読書やスマホに集中できるスペースとして流行しています。

画像はイメージです
3. デザイン・内装トレンド:安らぎとメンテナンス性
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ジャパンディ(Japandi)スタイル:
「和(Japanese)」と「北欧(Scandinavian)」をミックスしたスタイル。木目の温かみと、グレーやベージュ(グレージュ)を基調としたシンプルで洗練された空間が人気です。

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ホテルライク:
生活感を徹底的に隠すスタイル。ハイドア(天井まであるドア)で枠をなくしたり、間接照明を多用したりして、非日常感を演出します。

画像はイメージです - 色合い「アースカラーのインテリアや小物」


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外壁の「シンプル化」:
メンテナンス性を重視し、ガルバリウム鋼板や塗り壁など、継ぎ目の少ないシンプルな外観が選ばれています。色は汚れが目立ちにくいグレーや、モダンな黒、または温かみのある白がトレンドです。

4. 設備トレンド:「家事楽」の三種の神器
設備機器は、多少高くても「時間を生み出すもの」には投資する傾向があります。
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フロントオープン食洗機:
海外製(ミーレ、ボッシュ)や、国内メーカー(リンナイ、パナソニック)の大容量フロントオープンタイプが人気。1日分の食器を一度に洗える容量が魅力です。
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ガス衣類乾燥機(乾太くん):
「干す手間がゼロになる」として、これを導入するためにオール電化ではなくガス併用を選ぶ家庭も多いです。
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スマートホーム・IoT:
玄関キーの顔認証、外出先からのお湯張り、音声での照明操作、スマホからエアコン操作などが標準的になりつつあります。
※IoTはインターネット経由で設備機器を動かします。設備によっては専用の機器が必要となる場合があります。
まとめ:今の家づくりのポイント
現在のトレンドを一言で言えば、**「30坪前後のコンパクトで高機能な家」**です。
建築コストが上がっているため、無理に40坪の家を建てるのではなく、床面積を減らしてコストを抑えつつ、断熱性能や便利な設備にお金をかけて「暮らしの質」を上げるという考え方が主流になっています。
外壁やクロスだけではなくインテリアや小物まで、家づくりにはかかせないアイテムの一つですよね★
正直私たちスタッフもトレンドの物はお施主様から情報をいただいたり、インスタグラム、ピンタレスト、YouTubeを見て日々勉強しています。
これからもお客様へより良いご提案が出来るよう頑張ってまいります。
cu soon🌅

