
皆さんこんにちは!D店長です。
本日の補助金予算消化の最新情報をお届けします。
前日と比べるとGX志向型住宅と撤去がそれぞれ1%増と大きな変化は見られませんが確実に予算は減っております。
さて上記に出てきたGX志向型住宅という聞きなれない言葉について説明を求める声があったりなかったりするので勝手に説明させていただきます。
簡単に言ってしまうと住宅の断熱レベルが北海道仕様という言葉が当てはまるのかなあという印象です。
もっと細かく言えばいっぱいあるんですが長くなるので割愛させていただきます。
ご興味がある方は下記リンクより(住宅省エネ2025キャンペーン公式サイト)
GXについて↓
https://jutaku-shoene2025.mlit.go.jp/about-gx/
新築住宅について↓
https://jutaku-shoene2025.mlit.go.jp/about/new-house.html
さて、先日GX志向型住宅の計算書も届いたので外皮計算の数値を見てみるとなんと!
クリア出来てました!!👏👏👏
GX志向型住宅の基準UA値は0.34に対して今回のお施主様のお家は0.27でした!
ちなみにUA値やC値などは数字が小さくなるほど良い結果となります。
いろいろな条件のもと今回はクリア出来ましたが、間取りや断熱材の仕様などこれまたクリアするのはなかなか大変でして、
ZEHや長期優良なんかと比べ物にならないくらい厳しい基準なのです。
今回の計算に用いた仕様、間取り
・平屋(通常天井高さ2.5m勾配天井無し、ロフト無し、約27坪3LDK)
・トリプルガラスの樹脂サッシ(エクセルシャノン/トリプルシャノン)
・断熱材(天井壁内断熱/高性能グラスウール24K厚み105mm、外断熱/ネオマフォーム厚み60mm、基礎内断熱/押出法ポリスチレンフォーム65mm)
・太陽光パネル(ハンファQセルズ/10.56kw) 蓄電池無し
などなど他にも住宅設備にて一次エネルギー計算が必要になりますので基準数値をクリアするのは間取りや設備の仕様にかなり影響してきます。
GX志向住宅の補助金を狙う場合、間取りの制限の例としては吹抜けがあると数値的に不利になります。
仮に吹抜けありで基準数値をクリアするためには断熱材がさらに厚くなりますので、予算的にも施工的にも現実的ではなくなる可能性があります。
GX志向型住宅は数値さえクリア出来てしまえば非常に性能がよく、さらに補助金ももらえていい住宅になること間違いなしですね。
しかしながら一方で高性能な設備の採用もあり、当然建築費に影響もありますで一長一短というところでしょうか。
最近お客様と話していて、
・せっかく建てる家だから性能のいいGX志向型住宅の仕様にしたい
・地震が心配だから長期優良住宅などの耐震等級3の建物がいい
・うちはほどほどの性能でいいよ
・子供にもお金を残したいから最低限でいい
・車買ったばかりで住宅にお金かけられない
などいろいろな声も聞こえます。
過熱する住宅の高性能化はどこまで続くか分かりませんが、無理のない住宅ローンの返済計画をたててから間取りや仕様を考えてもいいのかもしれません。
住宅ローンの返済が多くて家族と遊びにも出かけられないとなると本末転倒です。
私たち住宅建築のプロとしっかりとした建築計画を一緒に考えていきましょう!
cu soon🌅