構造・性能を強くし地震に強い家づくりを可能にするテクノストラクチャー。
しかし、それはテクノストラクチャーの魅力のほんの一部分に過ぎません。
今回は、テクノストラクチャー工法が一体どんなものなのか、その特色についてご紹介いたします。
テクノストラクチャーとは?
テクノストラクチャーとは、パナソニックが提供している木の家を地震に強くする耐震住宅工法です。
住宅の重みを支える梁には、高品質・高強度が求められますが、資材の高騰などによって、良質で大きな木材を手に入れるのは難しくなってきています。
テクノストラクチャーでは、この梁にパナソニックが独自に開発した高強度なテクノビームを採用することで、木造住宅を地震に強い家にすることができます。
テクノビームとは?
軽量H型鋼を芯材に上下を木で挟んだテクノストラクチャー工法オリジナルの複合梁で、優れた強度を誇ります。
オリジナル複合梁「テクノビーム」
構造計算がなければ意味がない
テクノビームを取り入れれば、どの家も地震に強い家になるのかと言えばそうではありません。
いくら構造部材が強くても、従来のような構造体の組み方(構造設計)が疎かになってしまえば、耐震性の高い建物にはなりません。
テクノストラクチャーの家は、コンピュータで構造計算(許容応力度計算)を1棟1棟行います。地震・台風・豪雪などのシチュエーションを想定し、建物の強度を数値で確認しているため自信を持って地震に強い家と言えるのです。
地域の優良ビルダーとしてパナソニックから認定を受けている弊社では、確かな施工力で本当に地震に強い家づくりを実現しています。
開放感溢れる空間設計を実現
地震に強いだけがテクノストラクチャーの魅力ではありません。
構造性能が強くなることで開放感のある空間設計を実現できることも魅力の一つです。
一般的な木造住宅では部屋の間口は3.6m程度(天井高は2.4m)であり、それ以上の広さにするとなると梁を太くしたり壁や柱を多くする必要があり、広い空間を実現するのが難しいのが現実です。
一方で、テクノストラクチャーは最大間口が約10mで、天井高は最大で3.8mとゆとりある大空間を実現できます。
「リビングは開放感のある吹き抜けにしたい
「勾配天井で広くオシャレな空間に憧れる」
など、広い空間設計を取り入れたい人にこそピッタリです。
その他にも、ビルトインガレージや狭い敷地でも2階を広くすることができるオーバーハング(1階に柱や壁を設けずに2階部分を持ち出すこと)など限られた敷地に合わせた家づくりができます。
間取りの自由度が高い空間設計により敷地に合わせて理想の家づくりを可能にする、そして、万が一の地震でも安心して暮らすことができる家、それがテクノストラクチャーの家づくりです。
ここでご紹介したテクノストラクチャーの魅力はほんの一部分に過ぎません。
テクノストラクチャーの家に少しでも興味があれば、お気軽にご相談ください。